GUAMS

アーティストに成りたい人の為のアートマネジメント講座「GUAMS」をネット講座としまして第13期生を募集することにいたしました。

12年一回りで、昨年で一旦終了いたしましたが今年も受講のご要望があり、形式を「ネット講座」と変えまして第13期生をスタートすることにいたしました。

第1期より通信の方も多く、秋田在住で活躍中の日本画家小山内愛美さんも第3期の通信での受講生でした。他、この12年で通信の方も沖縄から北海道まで沢山いました。今年の講座は今までの通信とほぼ同じ形になります。

GUAMSの特徴は専用掲示板でのリアルタイムの報告で、百貨店での企画展では売り上げの進行状況をその会期中毎日報告し、会場の様子も伝えていましたのでライブ感覚で「現場」が伝わったと思われます。

特に今年1月末から2月にかけて行われましたEGC展では7日間の展覧会で65点700万の売り上げが成されて行く様子が毎日の更新で手に取るようにわかり、自身に置き換えていた受講者も多かったと思われます。

今年は各回の録音と専用掲示板というスタイルに変更しますが東京や埼玉、そして大阪や広島近辺の方は展覧会場で会う事も出来ます。その際に作品の講評なども行えるでしょう。

ネット社会に合わせまして「教室制」から「通信制」への変化と考えてくださればと思います。

今年度の募集は年間を通して行います。どの時期に受講をスタートしましてもネット配信の講座を速やかにお聴きになって百貨店の企画展などにも参加してみると良いと思われます。

GUAMSの受講生たちの活躍は下記のページでも確認できます。

                                   https://egc-project.jimdo.com/

これは若手ブームの魁となりましたイレブンガールズアートコレクションのHPですが、イレブンガールズアートコレクションも多くの卒業者がソロアーティストとして全国で活躍しています。

12年間の総括した見解ですが、ここは日本の美術業界の少し先を往き、多くのものが先駆けとなっています。GUAMSの受講生たちが参加する企画展は時代に合ったもので、常に時代に遅れていると言える日本の美術業界を先駆けている場所と言えます。若手ブームや投票制の展示などここで始まったものは沢山あります。

また、若手ブームによって起きたと言える二つの大きな問題もあり、今後はその対処と改善がこの国の美術業界の大きな課題となるでしょう。

ここではその二つの大きな問題につきましても考えて行きたいとも思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　GUAMS講師　細密ペン画家　與倉豪