期間: 2011年12月14日(水) ~ 12月20日(火)
時間: 10時 ~ 20時 (最終日は16時まで)
場所: 伊勢丹浦和店 7F プチギャラリー
兎は浦和の調神社の守り神として知られ縁の深い動物です。
昨年は「花鳥兎月」というタイトルで、兎をメインテーマとして花や鳥をモチーフに
した作品も含めた木版画展を開催いたしました。
今年はあまりにも大きなことがあり、暗いニュースが多くありました。一生忘れられない出来事ですが、それでも私たちはまだ生きています。
少しでも悲しい出来事から離れられるよう、浦和にゆかりのある兎を無垢の象徴として今年もテーマに据えました。
兎角(とかく)とは「様々な物事」をさし、「何はさておき」という意味があります。
師走は忙しい一年最後の月です。「何はさておき今年も終わり」という意味で、来年からまた気持ちを新たに生きていこうという思いを込めています。希望を持ち、前を見て歩くということです。
毛づくろいをする兎を描いた作品などをご覧になって和んでいただけましたら幸いです。
参考 - 調神社
(百瀬 晴海)