10.19 (土) - 10.31 (木)
12:00 - 19:00 (最終日 17:00まで ・期間中無休)
ギャラリー上原にて開催
宣誓 「現代の厳しい状況の中、大好きな絵を仕事として、一生画家として生きていくことを誓います。」
宣誓出展作家
田中恵美 ・ 中村圭吾 ・ 中原亜梨沙 ・ 新倉佳奈子 ・ 原口風花 ・ 藤井誠 ・ 宝居智子 ・ 渡辺由起
田中恵美
2005年「山本鼎版画大賞展」大賞
2006年 武蔵野美術大学大学院版画コース修了
2011年「第79回版画協会展」立山賞
2012年 個展「white forest」アートガーデン
2013年「旅の島 安斉麻美子・田中恵美木版画2人展」ギャラリー上原
私田中恵美は木版画家としてここに立つことを宣誓いたします。
中村圭吾
1984年 山口県生まれ
2010年 東京芸術大学絵画科油画専攻卒業
2011年「神戸アートマルシェ」
2012年「三菱商事アートゲートプログラム」入選
2013年「ワンダーシード2013」入選
石原慎太郎前東京都知事作品買い上げ
いろいろな方に暖かい言葉をかけて頂いて、少しずつ自信が付き、いつの間にか画家として生きていく決心がついていました。
中には展覧会の度に観に来てくださる方もいたりで、絵を通して人との繋がりができることをとても嬉しく思っています。
期待して頂けるのが嬉しい半面、気負いが強すぎて描けなくなってしまう時もあり、最近それが悩みでした。
今回は一旦気持ちをリセットして、純粋に楽しんで描きました。自分らしい良い絵が描けたと思います。
試行錯誤の毎日ですが、画家として絵を一生描き続けていくことをここに宣言致します。
中原亜梨沙
1984年 沖縄県生まれ
2005年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻入学
2009年 同大学卒業、同大学院入学
2011年 同大学院卒業
自身の成長を願わない者などいない。そう思って日々制作しております。
私にとって成長のきっかけとなるもの、それが『絵』です。
この連鎖は、これからもずっとずっと続いて行くのだと思います。
新倉佳奈子
1981年 神奈川県生まれ
2007年 女子美術大学大学院修士課程美術専攻美術研究科日本画研究領域 修了
2009年 個展 アート スペース羅針盤/京橋
2012年「東京春季創画展」
「アールデビュタントURAWA2012」 他、展覧会等多数
臆せず、ひろく見聞きし、素直に描き続けていければと思います。今後とも宜しくお願い致します。
原口風花
1988年 愛知県生まれ
2011、2012年 「独立展」入選
2012年「アールデビュタントURAWA2012」
現在、筑波大学大学院博士前期課程2年在学中
私は今年の4月から教員となり、絵を描かなくても生活が成り立つ環境に身をおいています。しかし、教員としても人としても心の豊かさを保つために、表現をすることは不可欠だと考えています。どんなに忙しくてくじけそうになっても、ひたむきに、ハングリーに絵を描き続けていきたいです。「先生の趣味」と言われないよう、一枚、一枚、今しか描けない絵を描き、20年、30年と変化し、進化してゆくことを誓います。
藤井誠
1984年 埼玉県生まれ
2010年「ビエンナーレうしく第3回全国公募絵画展」大賞
2012年 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 修了
2013年 個展「アートフェア2013」
個展 池袋東武
絵を描いて生きていく。今までは漠然としていて、霧のかかった山道のように先の見えないものでした。正直なところ今でもはっきりと見えているわけではありませんが、多くの人と出会い、様々な考えを学び、展示を重ねることで少しだけ目の前の霧が晴れてきたように思います。
それはおそらく自分の絵に責任を持つということなのでしょう。今私がこうして絵を描いていられるのは決して自分一人の力ではありません。多くを学んだ師、同じ道を志した仲間、やめていった絵描きたち、そして何より自分を応援してくれている方々の思いがあって初めて今の自分がここにいます。
彼らの思いにこたえるためにも中途半端なことは許されない。私藤井誠はこれからも目の前の1枚1枚の絵に全力を尽くすことを約束するとともに、一生絵描きとして生きていくことをここに誓います。
宝居智子
1984年 千葉県生まれ
2007年 女子美術大学 日本画専攻 卒業
女子美術大学「加藤成之記念賞」
2011年「第22回臥龍桜日本画大賞展」 桜入選
2012年「アールデビュタントURAWA2012」
現在カザフスタン在住
-美に生きる-
生涯をかけて自分の絵を追い求めたいと思います。
渡辺由起
1987年 神奈川県生まれ
2012年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
「アールデビュタントURAWA 2012」
2013年「GUAMS 6展」西荻窪
「イレブンガールズアートコレクション」大阪
私には、自分が思う最期の姿があります。
年老いて皺だらけになった私の手からカランと筆が落ち、「ああ、もう少し描いていたいのに……!」と薄れる意識の中で必死に手を伸ばして筆をつかみ、握ったままこの世を去るというものです。
その時に制作している絵は未完成。人生に満足しつつも絵に対して未練を残し、穏やかな表情に一筋だけ涙を流して、静かに息を引き取るのです。
そんな最期を夢みて、私はこれからも描き続けます。