楯とおる絵画展　始まりの音　＠伊勢丹新宿店

期間：　12月10日（水）　～　16日（火）

時間：　10：30-20：00　（最終日16：30終了）

場所：　伊勢丹新宿店　5Ｆ＝　ミニウィンドーコーナー

※作家は毎日来場します。

同じ空を見ているあなたの今日が、より良いものになりますように、との願いを込めて描きました。ぜひご高覧ください。（楯）

楯とおるの個展です。

伊勢丹新宿店では初めてのお目見え。場所はアートギャラリーの前のミニウィンドー。

風が通り抜ける廊下ではありますが、食器売り場からアートギャラリーに向かうとき、一番目につく場所でもあります。

楯とおるは、専業の画家です。

毎日、霞を食べながら制作しています。実際大変細く高身長の割に、大抵の女性がショックを受ける体重しかありません。霞を食べるのは誇張では無く、個展前に入ると寝食を忘れて制作に没頭してしまい、周囲が心配するほど痩せていきます。それでも絵を描くことが生きがいで、何とかそれで生計を立てています。

楯とおるは、当初Homeをテーマにした作品を描いていました。温かみのある青と、郷愁を感じる黄を用いたHome。その後、深みのある混色の色遣いに変遷しました。

今回は、これまで使っていたアクリルに砂を混ぜる技法ではなく、絵具の色にこだわった作品群になります。

哲学的な生きものたち。異空間のでもどこか懐かしい世界を、明るくて、でも深い色遣いで表現しています。継ぎ接ぎだらけの王様はボタンも縫い込められています。画面に出てくるノースカロライナ（ご存じですか？）のような渦巻きは、まるで画家が呟きたい言葉たちのようにも見えます。

ステンドグラスのような、七宝のような不思議なマチエールを持つ楯とおるの、不思議な世界をぜひご高覧ください。作家は毎日ウィンドーの前で佇んでおります。

楯とおるの紹介　More info

楯とおる　2014年夏の個展　More info