中村 圭吾 油彩展 ラピスラズリ ~海の青、フェルメールの青~

期間 : 2014年 6月25日(水) ~ 7月1日(火)

 

時間 : 10:30 - 19:30 (最終日は17:00まで)

 

場所 : 伊勢丹浦和店 = 7F プチギャラリー

 

自ら制作した油絵具にフェルメールブルーとして知られる天然のラピスラズリを使用し、ペンギンやクラゲ、熱帯魚など水中の生物を題材に描いた油彩画、約20点を展示いたします。

中村圭吾は16世紀の西洋古典絵画に影響を受け、当時の画家たちがしていたように天然の顔料から油絵具を自作し、作品制作をはじめました。

 

本展では水中に降り注ぐ光が照らし出す幻想的な世界を表現するためにフェルメールの青として広く知られる天然のラピスラズリを砕いて造られた絵の具が用いられております。

 

その繊細なる青は混色により霧のように儚い色調となり、水中に画家の見た情景を想像させてくれます。

画家は水族館を取材した際、「空気中では全くわからなかったが、水中では光が粒子であることがわかった。粒子感が仄かに残る古典的な絵具を使った自身の表現と親和性のあるモチーフがようやく見

つかった。」と語っています。

 

2013年度トーキョーワンダーシード石原慎太郎元都知事作品買い上げ、2014年ヤングアート台北出品などでも知られる画家の新境地をぜひご覧下さい。  

 

一生画家宣言。参照