期間: 9月10日(水) ~ 9月16日(火)
時間: 10:30-20:00 (最終日16:30終了)
場所: 伊勢丹新宿店 5F=アートギャラリー
後援: オーストラリア大使館、 アーストラリア政府観光局、 ノーザン・テリトリー政府観光局
内田真弓氏来場予定: 期間中連日 12時~5時予定
ギャラリートーク : 9月13日(土) 14:00-14:30
1971年、オーストラリアの中央砂漠で生まれたアボリジニアートは今や現代オーストラリア画壇の主流となりました。
近年ではアボリジニ作家の作品が公募展で賞を独占し、美術館の特別展に取り上げられ、国際的なスター作家をも多く輩出するなど注目度は年々上がるいっぽうです。
こうした誰もを魅了するアボリジニアートが放つ力とは、一体何なのでしょうね。
視覚的にはよくわからなくても、作品をじぃーっと観ていると、我々人類の遺伝子の中にある記憶を何だか呼び覚ましてくれるような懐かしい感覚、また毎日利便性の中で暮らす私達が、ふとどこかに置き忘れてきてしまった「こころの忘れ物」を届けてくれるような、そんな“はっ”とする感覚を私は覚えるのですがいかがなものでしょう。
早いものでオーストラリアでの暮らしも22年目を迎えました。
砂漠で何度も干し上がり、大洪水で立ち往生しながらも彼らの深遠でユニークなアートに出逢った喜びは格別です。
その喜びを今年もぜひ皆様と共有させてください。
ご来場を心待ちいたしております。
内田真弓