穴澤 和紗
井上 雅未花
岡部 遼太郎
小川 温子
黒沼 大泰
斎藤 祐子
田村 洋子
長沼 慧
矢澤 みずき
2016年8月10日(水)-16日(火)
10:30-19:30(最終日17:00まで)
伊勢丹浦和店7F=美術画廊&プチギャラリー
1988 千葉県船橋市生まれ
2012~13、2014~15 美学校 超・日本画ゼミ 受講
2014 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科日本画コース 卒業 卒業制作 優秀賞
<展覧会>
2011 第37回春季創画展 入選
2014・14 三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
2015 「afterlife」(銀座 Steps Gallery)
「spinner」(国立 アートペース88)
「stardust] (代官山 ギャラリー子の星)
2016 朝日Next Art 展 入選(松屋銀座) その他多数開催
私は、主に墨や日本画の伝統的な画材を使い、和紙の地を生かして人物を描いています。
点や線の表現を大事にし、植物などからインスピレーションされる有機的な形を用いて、人物の周りを装飾して画面を構成しています。
古くは縄文土器にも見られるように、日本人は模様を作りだしたり、それを繰り返す事で「飾る」ということに長けてきました。模様は着物の柄や工芸の分野などに使われ、私達の生活に彩りを添えてきました。
飾って頂けた方の家を明るく晴れやかにする存在になるようなそんな作品を、自分のこの手ひとつで産み出していけたら、何よりも幸せだと感じております。
1990 神奈川県藤沢市生まれ
2015 多摩美術大学 絵画科油画専攻 入学
2014 ワンダーシード2014 入賞、買い上げ(トーキョーワンダーサイト)
2015 MVW展 (福屋八丁堀本店)
その他多数開催
私は、多摩美術大学で油絵を専攻している現役の美大生です。主に動植物を描いています。
動植物たちのしぐさや佇まいの、素直でシンプルに存在する姿が、絵を見る人の心を、純粋なその在り処へと立ち返らせてくれるような「癒し」を表現したいと思って制作しています。
作品材料は主にアクリル絵具や金箔です。古典技法を基に、石膏を下地として画面が盛り上がったレリーフ(半立体)や金箔を貼り付けるなどの工芸的な仕掛けを施し、絵画の平面を楽しむだけではなく「もの」としての存在感も意識して制作しています。
1991 千葉県松戸市生まれ
2014 多摩美術大学入学
2015 薫風セレクション 東武宇都宮(栃木)
薫風展 阪神梅田(大阪)
MVW展 福屋広島(広島)
2016 GINZA ART FESTA (松屋銀座)
EGC×薫風展 (松屋銀座)
SAWYER CAFÉ ART RALLY(東京)
ART APART FAIR -SINGAPORE ISETAN
-(シンガポール)
他 多数開催
私はアクリル絵の具で、空想の風景や建築をテーマに、人類の営みの象徴である建築や人工物が自然に覆い尽くされた世界を描いております。
私の絵は質感がCGの様に無機質だと評されることがありますが、これは3DCGの技術で描かれた映画やゲームを身近にして暮らしてきた現代の若者特有の表現かもしれません。あえて手でCGの様に無機質に客観的に描くことで、コンピューターと人間の垣根を探っている感覚があります。この先、コンピュータ自体が人間の手から離れ、独立して芸術作品を創り出すような時代になるかもしれません。そのような時代になっても、価値や必要性を保つことのできる作品制作を目指しております。
1990 東京都小平市生まれ
2013 多摩美術大学美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
2015 「花とみどりの木漏れ日展」
国営昭和記念公園 花みどり文化センター
2016 「鳥の旅路 小川温子個展」 千駄木フリュウギャラリー
個展 ギャラリー澄光
その他多数開催
私は、自然と鳥をモチーフに描いています。鳥はいろんな束縛からの自由の象徴として、自然は我々と常に寄り添って生きている身近な存在を表現しています。双方を混ぜ合わせて、買ってくださった方の生活に、一輪の花を飾るような温かさを与えられたらと願いながら制作してしております。
1993 神奈川県横浜市生まれ
2014 多摩美術大学 絵画科油画専攻 入学
2015 プラチナアート大賞展 入選
薫風展 (阪神梅田百貨店)
MVW展(福屋八丁堀本店)
2016 GINZA ART FESTA (松屋銀座)
EGC×薫風 (松屋銀座)
その他多数開催
私、黒沼大泰(くろぬまひろやす)は現在、多摩美術大学で油絵を学んでいる23歳で、本展では最年少のメンバーです。私は椿などの日本の花々をモチーフに絵を描いています。椿には「東洋のバラ」という異名があるのですが、私は洋画を学ぶ日本人画家として西洋の画家たちに挑戦するというテーマで制作しているため、椿には強い思い入れがあります。
作品の材料には、アクリル絵具と黒箔を使っています。アクリル絵具は比較的新しい画材で、最近では油絵具にも負けない発色や透明感を持つものも作られています。強い耐久性と乾燥の速さが特徴で、まさに多忙な現代の画家のための画材といえます。黒箔は銀箔を酸化させて作った黒い金属箔で、独特の風合いを持っています。箔の中で最も脆く扱いが難しいと言われています。私はこの金属の箔を貼った板にメノウを擦りつけ磨くという、中世ヨーロッパの祭壇画に用いられた技法で制作しており、神秘的に輝く絵を目指しています。
1985 埼玉県さいたま市生まれ
2004 埼玉県立蕨高等学校卒業
2008 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
第62回二紀展(以後毎年、第64回展 優賞、春季二紀展 '10, '13, '15)
2009 世界絵画大賞展 丸善美術商事賞
2010 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
第28回上野の森美術館大賞展(同 '11, '13, '14)
個展 ギャラリー銀座フォレスト
2012 個展 レスポワール新人選抜展 銀座スルガ台画廊
2013 第48回昭和会展 日動画廊 その他多数開催
私が描く絵のテーマは、心象風景としての自然です。
私はよく、現実にある風景を、鉛筆やペンで描きます。しかしその風景を、そのまま写実的な絵画として油絵にすることは殆どありません。ではなぜ描くのかといいますと、ものを見てデッサンすることは、筋力トレーニングと似ていて、ものを見る力、そして、ものを自分の主観で選び取る力を養えると思うからです。それに、描くことは様々な発見があり、とても楽しいです。
自分らしい絵を、描きたいと願っています。自然から選んだ空間、色、感覚を自分の中に蓄積させて、そこから出てくるものを絵にする、という感じです。自分の中にためるものは、沢山あればあるほど描く時の選択肢は広がり、出来上がる絵の可能性も広がっていくと思います。
自由に描くために、ものを見続けることは私には常に必要なことなのです。
1985 奈良県生駒市生まれ
2010 京都精華大学 芸術学部 メディア造形学科版画コース卒業
2011-15 個展(京都)
2013~ ガールズユニット イレブンガールズアートコレクションの一員として全国の百貨店にてグループ展を開催
2014・15 川上澄生木版画大賞 入選(栃木)
2014~ 新鋭木版画作家展 (京都)
その他多数開催
私のつくる木版画は、水性多色摺りという日本の伝統工芸でもある浮世絵と同じ技法です。
幼い頃から自宅の庭の小さな菜園で野菜を育てたり、花を植えたりすることが好きでした。そんな環境からか、植物や野菜、果物など自然が造り出した色や造型の面白さ、不思議さや生命力の強さに心惹かれてモチーフに用いてます。自然が作り出す植物や野菜の色や形は厳しい環境を生き抜くために必要で意味のあるものなのだと思うと、とても愛おしく逞しく感じます。そしてそれ自体の色や形が美しかったり、面白かったりと多くのものが私の心を踊らせます。それらの自然が作り出したものたちと動物や私たちの穏やかな共存をテーマに、日々の生活のなかで小さなささくれのように心に引っかかった身の回りの出来事やモノ、言葉や音楽などをコラージュするように物語を想像しながら画面を作っています。
1990 神奈川県川崎生まれ
2012 日本工学院八王子専門学校鍼灸科卒業
2010 鷹の「すうぷ屋Hygge」(二人展)
2014 八王子カフェギャラリー「Agosto」(二人展)
第40回現代童画展入選
3331アーツ千代田(コラボ展示)
2015 高円寺716cafeギャラリー展示
2016 西荻窪SAWYER CAFE「ユートピア・メモリー」(個展)
その他多数開催
私は幸せをテーマに描いています。幸せとは人それぞれだと思いますが、私は温かい気持ちになれる感情と感謝のことだと思います。私はモチーフに自然や動物を使い描いています。生き物の温もり、自然に触れた時に生への感謝を感じるからです。
行ったことのない場所、見たこともない景色、体験したことのないこと、知らない世界に足を踏み入れた時の喜びも生への感謝と幸せに結びつきます。幸せは制作のテーマでもあり人生のテーマでもあります。
実際にいろんな場所に行き五感を使い感じたものを絵にしています。私の線は実際にあるモチーフよりもずっと伸びやかです。きっちり正確に描くよりもファーストインパクトで感じた世界観を大事にしています。
1988 東京都杉並区生まれ
2011 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2012 Last Christmas展(東京)
2016 ぱんせ展(神奈川)
SAWYER CAFE ART RALLY(東京)
その他多数開催
私の絵のモチーフは、“レースを纏った動物たち”です。
多くは羊、たまにアルパカや人間も登場します。これらの動物の共通点は、『臆病』であることです。
中でも羊は特に、『群れを作る』イメージが強い動物ではないでしょうか。似た動物である山羊が、気の強い性格であるのに対し、羊は非常に大人しい性格です。
そんな羊はよく人間の例えとして、聖書など、様々なところに登場します。
しかし、協調性を大切にする、本音を隠して生きる、組織の一員として動く、このような私たち日本人こそ、羊の群れに思えてならないときがあるのです。
そして、羊の大きな特徴は、身体を覆う豊かな体毛です。
人間にとっての『衣服』のようなその毛を、装飾的なレースの表現で描き起こし、羊たちに着せ込んだように見せています。