【絵画展】 楯とおる-問いかける眼差しー

@伊勢丹浦和店

「深層の鹿」 アクリル・砂・パネル P10
「深層の鹿」 アクリル・砂・パネル P10

2016年6月15日(水)~21日(火)

10:30 - 19:30 <最終日は17:00まで>

伊勢丹浦和店 7F = プチギャラリーにて開催

 


問いかける眼差しとは、動物からみた人間はどのように 映っているのか、という疑問から来ています。

 

「色のネコ」 アクリル・パネル SM
「色のネコ」 アクリル・パネル SM

 生命の中にある普遍的な力を表現しようと 画面はシンプルな線と色で構成しています。   原始美術と言われる洞窟の壁画や、子供が描く ような絵を連想させることで、人の根底にある無垢 な部分に触れたいと思っています。モチーフとなる 動物たちは見るものに直接語りかけ社会通念や既成 概念への懐疑を投げかける存在として描いています。                              楯 とおる 

「御惚けイヌ」 アクリル・パネル F3
「御惚けイヌ」 アクリル・パネル F3
「生命」 アクリル・砂・パネル F8
「生命」 アクリル・砂・パネル F8


人の心の奥底にあるものに、ダイレクトに語りかけ る楯とおるの作品は、見る者に深い印象を残します。

 彼がよく使用する青の色は、彼の故郷である三島 の空と海の色であり、彼が物心ついたときから見続 けていた色でもあります。山の上から見る太陽は 赤く大きく存在感をもって私たちの目前に迫ります。 そして身近な存在である自然や動物たちも楯とおる の視点を通すと、特別な存在になるのです。

楯とおるの伊勢丹浦和店での個展も、今年で6回目 を迎えることになりました。今まで以上に親しまれる 展覧会になれば幸いです。

 


「悠久」 アクリル・砂・パネル M8
「悠久」 アクリル・砂・パネル M8

楯とおるの絵に描かれているモチーフは、王冠を乗せていることが多いのです。 「どうしてですか?」と尋ねたら、「一人一人が、皆特別な存在だから」 という答えが返ってきました。

 

「青い木」 アクリル・パネル P20
「青い木」 アクリル・パネル P20
「深層の牛」 アクリル・パネル P15
「深層の牛」 アクリル・パネル P15


楯 とおる  TOHRU TATE


楯とおる詳細のページへ
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1985年  静岡県三島市に生まれる

2007年  横浜美術短期大学卒業 (修了展優秀賞受賞)

《展示》

2011年  EXCY gallery  /ニューヨーク

2013年  個展「赤い夕日青い夕日」/ 伊勢丹浦和店

2014年  個展「明日の時間」/ 伊勢丹浦和店      

            個展「始まりの音」/ 伊勢丹本店

2015年  個展「生命の音」/ 伊勢丹浦和店 他多数開催

《受賞・選出歴》

2010年  アールデビュタントURAWA2010入選    

           メリル・リンチ、チャリティー・オークション 入選     

           Art CompeX10 最優秀賞受賞 2011年  

           第11回 三菱商事AGP入選(第8回、第10回入選)

2012年  ISE カタログ表紙作家選出