【銅版画展】 齋藤 悠紀 ~あけたて~

@伊勢丹浦和店

「あけたて-飛英」 2016 銅版/雁皮コラージュ 17.5x50cm
「あけたて-飛英」 2016 銅版/雁皮コラージュ 17.5x50cm

2016年6月1日(水) ~ 7日(火)

10:30 - 19:30 <最終日は17:00まで>

伊勢丹浦和店 7F = プチギャラリーにて開催

 


あけたて=〔名〕戸・障子などを開けたり閉めたりすること。あけしめ。

 

このキーワードは、開け放つことと閉じこもること、の ようなイメージで捉えてます。  

 想像と現実、今昔、大小、ごく個人的な短い体験と長い 歴史の中で育まれてきた文化的なもの等のテーマを、銅版画の手法で創り出します。           

 

(齋藤)

 


 

 齋藤悠紀は、類稀なる画面構成力と知的センスで、独特の 世界観を創り上げている新進気鋭の銅版画家です。古今東西 を縦横無尽に走り回る彼の知的好奇心は、まさに作家になる ために生まれてきたようなものと言ってもよいのではないで しょうか。 

 

  ここ数年は、“花札 貝合わせ”や、“暦の七十二候を素地にモチーフを集めて描いている~の間”シリー ズなど、和のものにフィーチャーしております。このたびは、 新しい展開として「あけたて」が登場いたします。 

 

  その他、銀塩カメラのある風景を描く“Forgotten Camera” の ノスタルジックな作品群もぜひお楽しみください。

 

「Forgotten Camera 照応」 2015 銅版画・雁皮刷り 15x20cm
「Forgotten Camera 照応」 2015 銅版画・雁皮刷り 15x20cm
「みのり」 2015 銅版画・雁皮刷り 22.5x7cm
「みのり」 2015 銅版画・雁皮刷り 22.5x7cm

「あけたて-玄兎」 2015 銅版画・雁皮刷り 17.5×50cm
「あけたて-玄兎」 2015 銅版画・雁皮刷り 17.5×50cm

● 齋藤 悠紀 / Yuki Saito ●

1982 埼玉県生まれ 

2008 東京造形大学大学院 造形研究科 美術研究領域 修了  

 

国内外の美術館、全国の画廊、百貨店(’15 風は西から/伊勢丹浦和、’14 薫 風/東武池袋、阪神、’10 アールデビュタントURAWA/伊勢丹浦和、)などで個 展やグループ展をしています。 

自らの収集物をテーマに銅版画にしています。貝殻や骨などの漂着物から花札、 昔話や民話、古い暦等見聞したもの。   

 

《受賞》 

2005 第5回クルジ国際版画ビエンナーレ佳作賞NapocaArtMuseum/ルーマニア      

     第12回ウッヂ国際版画トリエンナーレ 名誉メダル賞 WillaGallery/ポーランド 

2007 PRINTS TOKYO 2007 審査員特別賞 東京都美術館/上野 

     第32回全国大学版画展 収蔵賞(第30回も受賞)町田国際版画美術館/町田

 

《パブリック・コレクション》 

WillaGallery、NapocaArtMuseum、東京造形大学図書館 (八王子)、うらわ美術館(さいたま)、町田国際版画 美術館、国立台湾美術館(台湾)、MECCA DESIGN GROUP (韓国)、日本美術技術漫画博物館(ポーランド)他 

 

齋藤悠紀について

 

「ころがりかた」 銅版画・雁皮刷り 15x10cm
「ころがりかた」 銅版画・雁皮刷り 15x10cm
「Forgotten Camera -湿原の径」 2015 銅版画・雁皮刷り 20x15cm
「Forgotten Camera -湿原の径」 2015 銅版画・雁皮刷り 20x15cm