平郡かや&矢澤みずき

ーシュールレアネーゼー

矢澤みずき「wreath『夢想』」150x120mm 油彩
矢澤みずき「wreath『夢想』」150x120mm 油彩
平郡かや「暮れの水田」P4 油彩
平郡かや「暮れの水田」P4 油彩

1月24日(水)~1月30日(火)

 10:30-19:30(最終日17:00まで)

伊勢丹浦和店7F=プチギャラリー

  

現代を代表する二人の若き女性シュールレアリスト(超現実主義者)による展覧会です。伝統的な油彩技法で表現された不思議な世界の作品およそ30点を作家自らの作品解説でどうぞお楽しみください。 

 


<シュールレアリスムって何?>

 

●シュールレアリスムは1924年にヨーロッパで始まった芸術運動です。初めは文学の世界でしたが後に絵画や彫刻などの美術へ広がりました。中でもダリやマグリット、ポール・デルボーが有名です。

●日本では1950年代から60年代の画家にその強い影響がみられ、多くの優れたアーティストを輩出しした。

●現在では難解な物事を評する際に「シュール」と使われます。また、シュールレアリスム(超現実主義)とアブストラクション(抽象表現)が混同されがちでもあります。

●現実にあるものが現実ではない状態にあるのがシュールレアリスムです。例えば時計は実際にありますが、それが溶けたように机から垂れ下がっていることは現実社会ではないです。この様な表現手法がシュールレアリスムです。対して抽象は、この世の中の全ての事象を抽出して残ったものを表しています。

つまり意味や理由や明解な形がないものが抽象表現なのです。

●漫画やアニメなど架空の世界を経てきた現代の日本人にとってシュールレアリスムはもう身近で自然な存在と言えます。

 

<ごあいさつ>

 

本展覧会は21世紀を生きる二人の若き女性シュ

ールレアリスト平郡かやと矢澤みずきの初の二

人展です。人が踏み込むことのできない神域を青く澄んだ水を主役に表現する平郡かや。動物の毛並みをレース編みに置換して緻密に描き上げる矢澤みずき。

 

技術が高く独創的なテーマの作品で時代を駆ける異なるこの二人の共通語は「シュールレアネーゼ」です。

現代女性がその鋭い目線で奏でるデュエット(二重奏)を作家自らの作品解説と共にどうぞお楽しみください。

          

 



平郡 かや

「Antractica」P10 油彩
「Antractica」P10 油彩
「雨上がりの正午」F0 油彩
「雨上がりの正午」F0 油彩

 

1987 神奈川県川崎市生まれ

2012 多摩美術大学美術美術学部 卒業

2015 アールデビュタントURAWA2015 入選

 

展覧会

 

2009 グループ展(横浜)

2010 グループ展(横浜)

2012 個展 (東京)

2014 グループ展

2015 アールデビュタントURAWA2015/ 伊勢丹浦和店(埼玉) 

    グループ展(東京)

    個展 (東京)

2016   個展 (東京)

    グループ展(広島)

2017 グループ展(広島)

    第2回平成動物図鑑Ⅱ / 伊勢丹浦和店(埼玉)

           第3回平成動物図鑑Ⅲ/伊勢丹府中店(東京)

    グループ展(広島)

2018 シュールレアネーゼ展 / 伊勢丹浦和店(埼玉)

                その他グループ店多数。

 



矢澤 みずき

「atomosphoere『白虹』」F12 アクリル
「atomosphoere『白虹』」F12 アクリル
「紳士のjabot」M3 アクリル  
「紳士のjabot」M3 アクリル  
「ヴェール②」160x180mm 油彩 
「ヴェール②」160x180mm 油彩 

1988 東京都杉並区生まれ 

2011 武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業 

2016 アールデビュタントURAWA2016  入選

     個展, 東京

     アールデビュタントURAWA2016, 伊勢丹浦和店

     グループ展,  阪神梅田本店

2017 グループ展,  東京

     平成動物図鑑Ⅱ, 伊勢丹浦和店

     平成動物図鑑, 伊勢丹府中店