6月13日(水)~6月19日(火)
10:30-19:30(最終日17:00まで)
伊勢丹浦和店7F=プチギャラリー
幼少の頃より魚に魅せられ、魚を愛し、魚を描き続けるフランス人画家 エチアン・ボルメランジェの個展です。
このたびは新作を含むオリジナル作品とジクレー版画、あわせておよそ30点をご紹介します。
作家在廊: 初日・土日・最終日
フランス人作家で魚マニアのエチアン・ボルメランジェは、現在、水の綺麗な山梨の北杜市で制作をしています。
2004年の来日以来、“魚の目”を通しての環境や自然について訴えてきました。幼少の頃は病弱で、水槽の中の魚たちが友人だったという彼の視点はとてもユニークなものです。2009年から一昨年までは、全日空の機内誌「翼の王国」にて魚や水に関するエッセイとイラストの連載を続けておりました。
画風は横長の額を水槽に見立て、魚マニアらしくリアルな水中レイアウトを描いた作品や、人魚姫や魚を主人公にしたコミック調の作品があります。画材は水彩画の他、カラーインクを用いたもの、ジクレー(版画)も作っております。
埼玉での個展はおよそ6年ぶりとなり、このたびは今までのモチーフの他に、魚を騎士に見立て戦う作品や、紋章をモチーフにした作品などを展示予定です。
1959年地中海の美しい街と港のあるアルジェリアに誕生。パリで育つ。海をこよなく愛した母の影響を受け幼少の頃から人間の生命の源である海の生命力に育まれて成長する。熱帯魚の飼育を楽しみながら水中の生命体について多く学ぶ。水力エンジニアであった父、義父のもとで人と自然、ダム、エコロジーの問題に強い興味を持つ。
1959 アルジェリア生まれ、パリで育つ
1982 パリの芸術高等学校(エコールスペリアル ド アートグラフィック ペニンゲン)卒業
1983~2003 パリのファッション雑誌のグラフィックデザイナー、 そして広告代理店でアートディレクターとして活躍。
2004年 来日
2011年 お母さんといっしょに読むエコロジーの絵本『たぬきの国からの手紙』のイラスト制作
2009~2010年ANAグループ機内誌『翼の王国』に“大いなる自然の力”を連載
2010~2016年同誌に於いて“人と魚の不思議な関係”を連載
現在は山梨県南アルプス山麓のアトリエでクリエーション活動を行っている。