若手芸術家3人展~渡る鳥の物語~


『若手芸術家3人展~渡る鳥の物語~』展覧会概要

若手芸術家3人展
~渡る鳥の物語~

9月6日(水)~12日(火)
最終日 午後4時終了
新潟伊勢丹7階 イセタンアートギャラリー

秋は渡り鳥の季節です。新潟は北方からの冬鳥が降り立つ土地です。この秋、渡り鳥とともに3人のアーティストが新潟にまいります。彼女たちもまた渡り鳥のように全国を移動しながら成長を続けます。およそ80点の作品をどうぞお楽しみください。

出品作品から一部ご紹介いたします

 

「四神~朱雀(吽)」ミチヨ、242×333mm、スクラッチ

 

「燕来る時」ミチヨ、140×90mm、スクラッチ・箔

 

「雁がねは雲隠り鳴く」ミチヨ、140×90mm、スクラッチ・箔

 

『Belief -キビタキ-』文絵、飾り皿/半磁器土・下絵の具・陶器用絵具、
サイズ 220mm×160mm×10mm

 

『Kindness -イソヒヨドリ-』文絵、飾り皿/半磁器土・下絵の具・陶器用絵具、
サイズ 220mm×160mm×10mm

 

『Enrichment -アカショウビン-』文絵、飾り皿/半磁器土・下絵の具
・陶器用絵具、サイズ 220mm×160mm×10mm

 

「楽園-希望」長沼慧、P6号(410×273mm) 雲母壁面画

 

「楽園-信頼」長沼慧、P6号(410×273mm) 雲母壁面画

 

「楽園-美」長沼慧、P6号(410×273mm) 雲母壁面画

 

メディア掲載

乞うご期待!

アーティスト紹介

ミチヨ MICHIYO 画家

人は渡り鳥の姿を見て何を思うのでしょうか。
「燕来る 時になりぬと 雁がねは 国偲ひつつ 雲隠り鳴く」(大伴家持『万葉集』)
燕と雁の飛び立つ姿に、時の移り変わり、そして人の出会いと別れを重ねました。スクラッチ技法で描いた万葉の二作をぜひご覧ください。

(ミチヨ)

2007 津田塾大学学芸学部国際関係学科 卒業
2018 個展 伊勢丹新宿店
2019 個展 阪神梅田本店
2023 個展 福屋八丁堀本店
他多数

文絵 Fumie 陶芸作家

2歳頃から獣医師である父の影響から、鳥を愛でてきました。現在富山にて陶をキャンバスに野鳥や野草等と動植物を描いています。

今回は私の心のふるさとである沖縄、そして新潟でも見ることが出来る野鳥の連作です。
夫々に信念・優しさ・豊かさを表現しています。

手作りの表情を生かしたタタラ作りで制作した絵皿に、独自で開発した下絵の具を散布して焼成。ご覧になる方が、明るく前向きな気持ちになれるよういつも祈りながら作品作りをしています。 

(文絵)

2001 年 九州産業大学付属九州高等学校 デザイン科 卒業
2021年 京都府立陶工高等技術専門校 卒業
2016年 個展 福屋八丁堀本店
2017年 個展 福屋八丁堀本店
2021年 グループ展 阪神百貨店梅田本店
2022年 2人展 大丸京都
2024年春より沖縄県移住予定
他多数

長沼 慧 NAGANUMA KEI 画家

母が幼少期過ごした長岡と萬代橋を舞台にオリーブの枝、チューリップ、雪割草を咥え新潟に遊びに来た野鳥の三部作を描きました。
それぞれの野草には希望・信頼・美  を意味します。
ノアの方舟のお話に登場する鳩が象徴する平和と希望、自由への憧れを重ねて描きました。
独自技法の雲母壁面画(きらへきめんが)の煌めきのある作品を是非お楽しみください。

(長沼 慧)

2012 日本工学院八王子専門学校鍼灸科卒業
2016 グループ展 伊勢丹浦和店
2018 グループ展 阪神梅田本店
2022 個展 伊勢丹浦和店
他多数

パンフレット紹介